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ドラクエ7のキーファ=オルゴデミーラ説の真相は?その根拠や公式からの言及を調査

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パーティからの離脱

グランエスタードの王子で次の国王として道が定められていたキーファは、旅を通して自分が本当に何をしたいのかを模索していました。

過去の世界でユバール族と出会いライラへの恋を通じて、彼は自分の居場所と本当に守りたいものを見つけたと感じ、過去に残ることを決意します。

ドラクエ7では物語の途中でキーファがパーティから突然離脱するので。この展開が、後にラスボスとして再登場するという伏線になると考えられました。

そして、ドラクエ30周年時の開発者インタビューでは堀井雄二氏が「キーファの離脱はもう少し後半の予定だった」と発言されています。

発売前の雑誌に掲載されていた開発中のゲーム画面で、本来キーファがいないはずの大灯台や黒雲の迷路といったダンジョン画面に彼の姿が確認できる事からも、その事実が垣間見えます。

ドラクエ7は人間の弱さ・醜さといった心の裏側を描いた内容のエピソードが多く、もしキーファが長くパーティに帯同していたら『人の醜さ』に触れる機会も増え、それが闇落ちの要因となったという考察が広がりました。

ラーの鏡の存在

ドラクエシリーズの定番アイテムの1つに、相手の真実の姿を映し出す『ラーの鏡』があります。

従来のシリーズはラーの鏡を必要とするイベントが物語の途中で組み込まれていました。しかしドラクエ7の場合はラーの鏡を最後のダンジョンで入手可能、しかも使うイベントがありません。

これは、『ラーの鏡を使用して、ラスボスであるオルゴデミーラの真実の姿を映し出すイベントがあった』という可能性を示唆しているとも考えられました。

異質なグランエスタード島

オルゴデミーラは世界のほとんどを封印していたものの、グランエスタード島だけ封印されていません。

グランエスタード島は平和な田舎町があるだけの小さな島で大国でもない、そんな島がなぜ封印されずに無事だったのか?

グランエスタードはキーファの故郷であり、オルゴデミーラはグランエスタードと何らかの関係があった事を示唆しているのではないかという憶測を生み出しました。

エンディングのメッセージ

ドラクエ7のエンディングでは、キーファのメッセージを刻んだ石板が登場します。

パーティを抜けてからのキーファにはエピソードもなく物語上の存在感はほとんどありません。

それなのにエンディングで唐突にキーファからのメッセージが入るという演出は、どこか腑に落ちない感じが残ります。

しかし、このメッセージは、実はオルゴデミーラとなり記憶を失いながらも、かつての仲間への想いを残しているキーファの心情を表したものだったと解釈するとスッキリする部分も出てきます。

そのため、エンディングの演出もキーファ=オルゴデミーラ説を紐づける要素の1つとされています。

ドラクエ7の制作過程

しかしドラクエ7は開発延期が何度か続き、その理由の1つとしてエニックスや集英社の広報が開発中のシナリオを必要以上に公開してしまったという背景がありました。

※その件に関してはこちらの記事が参考になります。

何度も注意していたにも関わらず許容範囲を超える内容を公開された事で、当時は堀井氏が自身のホームページに無期限延期とも取れるメッセージを書き込んでしまったほどの事態になったそう。

これらの制作過程を見ると、ドラクエ7には当初のシナリオから変更されたと思わせる経緯もあります。

まとめ:公式には?

ここまでキーファがオルゴデミーラとされる要因を並べてみましたが、公式にはキーファ=オルゴデミーラ説に関する言及はありません。

キーファ=オルゴデミーラ説はあくまでも都市伝説になります。

真相は分かりませんが、ゲーム展開や制作過程などの要因が積み重なった事がきっかけとなり、ユーザー間でキーファ=オルゴデミーラ説が広がった様です。

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