ガチで面白い神漫画55選

【イニシャルD】新劇場版の物語はどこまで?旧シリーズとの違いを解説

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

イニシャルD新劇場版の順番

順番新劇場版公開年
1頭文字D Legend1 -覚醒-2014年
2頭文字D Legend2 -闘走-2015年
3頭文字D Legend3 -夢現-2016年

イニシャルD新劇場版の映画アニメは、覚醒闘走夢現という順番。

新劇場版の各映画の物語は繋がっているため、公開順に見る必要があります。ただ、旧アニメシリーズの続きではないため、旧作を見ていなくても楽しめます。

『覚醒』のあらすじ

収録バトル

藤原拓海VS高橋啓介

ある夜、県内トップクラスの実力を持つ走り屋チーム「赤城レッドサンズ」の高橋啓介は、秋名の下りで謎のハチロクに軽々と抜き去られてしまう。

プライドを傷つけられた啓介は、ハチロクの正体を探し、地元の走り屋チーム「秋名スピードスターズ」に交流戦を申し込みむ。

スピードスターズのリーダー池谷は、ハチロクの正体が元走り屋の豆腐屋「藤原文太」だと推測し、文太にレッドサンズとの交流戦の助っ人参加を依頼する。

『闘走』のあらすじ

収録バトル

藤原拓海VS中里毅藤原拓海VS庄司慎吾

拓海とハチロクの噂は瞬く間に広がり、次に拓海の前に立ちはだかったのは、妙義山の走り屋チーム「妙義ナイトキッズ」のリーダー中里毅。

さらに、ナイトキッズのナンバー2である庄司慎吾は、右手にガムテープを巻き付けてハンドルから離せないようにする、特殊なルールで行う「ガムテープデスマッチ」という危険なバトルを拓海に持ちかける。

『夢現』のあらすじ

収録バトル

藤原拓海VS高橋涼介

数々のバトルを経て、拓海は「走り屋」としての自分の中の変化に気づき始める。

そして、ついに赤城レッドサンズのリーダーであり、冷静沈着な理論派である高橋涼介との最終決戦が迫る。秋名の峠を舞台に、拓海の天性のドライビングテクニックと涼介の徹底した理論が激突する。

新劇場版と旧アニメシリーズとの違い

【イニシャルD】TVアニメシリーズの順番と収録バトル一覧! 【イニシャルD】TVアニメシリーズの順番と収録バトル一覧!

ストーリー構成

新劇場版は三部作として原作の序盤のみを抽出し、高橋涼介とのバトルまでで完結させているため、旧テレビアニメシリーズに比べて物語が大幅に短縮されています。

このため、旧作で描かれた細かいエピソードやキャラの深い掘り下げは省略されている部分があります。

最も大きな違いとして、ストーリーの簡略化と再構成が挙げられます。

旧アニメシリーズは原作の終盤まで網羅しており、より長期にわたるキャラクターたちの成長やレースの展開が描かれています。

声優・キャラのデザイン

旧シリーズ新劇場版
藤原拓海三木眞一郎宮野真守
高橋涼介子安武人小野大輔
高橋啓介関智一中村悠一
中里毅檜山修之諏訪部順一
庄司慎吾藤原啓治阪口周平
池谷浩一郎矢尾一樹土田大
武内樹岩田光央白石稔
健二高木渉勝杏里

新劇場版ではキャラデザインが現代風になり、旧アニメシリーズより洗練された見た目になっています。

そして、声優陣も一新されたため、キャラの印象が変わったと感じる視聴者も少なくありません。

ユーロビート・演出

映像表現と演出にも大きな違いが見られ、走行シーンではCGが旧アニメシリーズよりも多用されており、車のリアルな挙動や迫力あるドリフトがより強調されています。

旧テレビアニメシリーズももCGを取り入れていますが、新劇場版ではその比重がさらに高まっています。

さらに、音響面でも大きな変更があり、旧テレビアニメシリーズの代名詞とも言える「ユーロビート」は、新劇場版ではほとんど使用されていません。

代わりにロック系の楽曲が多用されており、これにより作品全体の雰囲気が大きく異なっています。

【イニシャルD】アニメのBGM一覧!各バトルで使用されたユーロビート 【イニシャルD】アニメのBGM一覧!各バトルで使用されたユーロビート

まとめ:新劇場版の評価とは?

新劇場版イニシャルDシリーズの評価は、特に旧アニメ版をリアルタイムで見ていた視聴者の間では、映像技術の進化と旧作からの大きな変更点により、賛否両論に分かれています。

高評価

最新の3DCG技術やサウンドの進化により、車の挙動やバトルの様子がより鮮明になったという点が主に評価されています。

旧アニメシリーズの「First Stage」の内容を3部作に分けて凝縮しているため、尺が短くスピーディに進み、旧アニメの知識なしでも楽しめるため、気軽に観られるという意見もあり。

低評価

旧アニメの代名詞であったユーロビートがロック調に変わったこと、そして旧作で長年親しまれてきた声優陣が一新されたことに対する違和感が最も多く、主人公である拓海の性格が旧作のボーッとした青年から熱血漢よりの表現になったという違和感もあり。

そして、1作あたり約60分という中にストーリーを凝縮しているためダイジェスト的という意見も多く、これにより心理や葛藤の描写が薄れ、旧テレビアニメシリーズに比べて消化不良という点が主に低評価となっています。

総評:新劇場版と旧アニメはどっちがおすすめ?

旧アニメの魅力であったユーロビートや声優陣が変更されたことで、新劇場版と旧アニメシリーズは、物語の軸は同じでも別作品という意見が多数。

そして、原作のラストまで物語を視聴できるという意味でも、オススメなのは旧アニメシリーズ。ユーロビートがイニシャルDの魅力をさらに引き立てており、映像が古くでもかっこいい。

イニDのアニメといえば、やはり旧アニメシリーズになるでしょう。

新劇場版は別作品として違う雰囲気を楽しんだり、最新CGでカーバトルに特化したリブート作品として、初めてイニシャルDを見る人にとっては、敷居が低く楽しめる作品と言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です