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あだち充先生の作品は多くの人々から愛されており、その魅力は時代を超えて続いています。このページでは、そんなあだち充氏の代表作を時系列に沿ってご紹介してみようと思います。
タッチ・H2・クロスゲームなど、心に残る作品が盛りだくさん。また、あだち充の人物描写やストーリー展開に注目して作品ごとに解説していきます。
彼の作品は青春の輝きを描き出し人々の心を掴む力があります。ぜひこの記事を読んで、あなたもあだち充氏の世界に浸ってみませんか?
この記事の目次
あだち作品一覧と時系列
| 順番 | 作品名 | 連載時期 | 掲載雑誌 |
|---|---|---|---|
| 01 | ナイン | 1978-1980 | 少年サンデー |
| 02 | おいら放課後若大将 | 1979-1980 | 中一コース |
| 03 | 陽当たり良好! | 1980-1981 | 少女コミック |
| 04 | みゆき | 1980-1984 | ビッグコミック |
| 05 | タッチ | 1981-1986 | 少年サンデー |
| 06 | スローステップ | 1986-1991 | ちゃお |
| 07 | ラフ | 1987-1989 | 少年サンデー |
| 08 | 虹色とうがらし | 1990-1992 | 少年サンデー |
| 09 | H2 | 1992-1999 | 少年サンデー |
| 10 | じんべえ | 1992-1997 | ビッグコミックオリジナル |
| 11 | いつも美空 | 2000-2001 | 少年サンデー |
| 12 | KATSU! | 2001-2005 | 少年サンデー |
| 13 | クロスゲーム | 2005-2010 | 少年サンデー |
| 14 | アイドルA | 2005-2011 | ヤングサンデー |
| 15 | QあんどA | 2009-2012 | ゲッサン |
| 16 | MIX | 2015- | ゲッサン |
上記の作品以外にも、デビュー初期には原作者が別にいる共作漫画があったり、読み切りや短編なども含めたら数多くの作品がありますが、ここではあだち先生オリジナルの作品だけに絞ってまとめてみました。
おいら放課後若大将は全12話の学園コメディで、かつて学研が発行していた中一コース(中学一年コース)という学習雑誌に掲載されていた少し特殊な作品となっています。
1978年から2012年まで約34年間連載が続き、みゆきとタッチという共に代表作になった名作がほぼ同時連載されていたのは驚きです。
あだち作品の短編集の時系列
| 順番 | 作品名 | 発売年 |
|---|---|---|
| 01 | ショートプログラム | 1988 |
| 02 | ショートプログラム 2 | 1996 |
| 03 | 冒険少年 | 2006 |
| 04 | ショートプログラム 3 | 2007 |
| 05 | ショートプログラム ガールズタイプ | 2009 |
| 06 | SHORT GAME 〜あだち充が短編で紡ぐ高校野球〜 | 2014 |
あだち先生は、連載作品意外にも、読切や短編の作品が多くあります。
読切や短編を1作品づつまとめるとかなりの数になってしまうため、それらの作品をまとめた短編集の単行本が発売された時系列をまとめてみました。
各短編集の収録作品などの情報については、このページの下の方でまとめています。
あだち作品のおすすめランキング
ここからは、あだち先生の連載漫画の中からオススメの作品をランキング形式にして紹介していきます。
H2
| ドラマ | ◯ |
| アニメ | ◯ |
| 映画化 | ✖︎ |
チームメイトで親友の国見比呂・橘英雄・野田敦の3人は中学の地区大会2年連続優勝を達成するが、比呂と野田は肘と腰に爆弾を抱えてしまう。英雄が野球の名門・明和第一高校に進学したのに対し、怪我で野球を断念した2人は野球部の無い新設校・千川高校に進学しサッカー部と水泳部に入部する。
見どころ
- 新設野球部のサクセスストーリー
- 四画関係の行方
- 結末の読めない展開
成長の早かった女子と遅かった男子、互いの魅力に気づくのが遅かった幼馴染2人の微妙な関係を軸に最後まで結末の読めない展開が魅力のあだち作品。
連載当時、サッカーのJリーグブームに対抗するため、野球の面白さを伝える事にもこだわったらしく、チームメイトのエピソードや熱い試合などスポーツ漫画としての見どころもが多いです。
当時の編集者が完成度の高さに驚いたとか。あだち先生の名作の中でも1番におすすめしたい作品です。
1995年にテレビアニメ化、2005年に実写ドラマ化もされています。
ラフ
| ドラマ | ✖︎ |
| アニメ | ✖︎ |
| 映画化 | ◯ |
中学時代100M自由形で3年連続全国3位の実績を持つ「和菓子屋やまと」の息子・大和圭介は私立栄泉高校に入学。水泳部に入部した矢先、同じ水泳部の飛び込み部員・二宮亜美から突然苦情を告げられる。意味の分からなかった圭介だが、二宮は因縁関係のある「和菓子屋にのみや」の娘だった。
見どころ
- テンポよく進む爽やかな青春物語
- ロミオとジュリエット的な関係性
- 悲劇がないので読みやすい
祖父の代から敵対関係にある和菓子屋を実家に持つライバル同士で幼馴染という2人の関係を軸に進んでいく青春物語。
同じ高校で寮生活をしている仲間達とのエピソードも面白く、水泳という短時間の競技なのでテンポ良く話が進み、何よりあだち作品でよくある悲劇がないという点を高評価。
読みやすさという意味ではナンバーワンの声が多い、爽やかな青春群像劇。
ファンの多い人気作にもかかわらず、テレビアニメ化されていないという珍しい作品ですが、2006年に実写映画化はされています。
タッチ
| ドラマ | ✖︎ |
| アニメ | ◯ |
| 映画化 | ◯ |
いい加減な兄・上杉達也と文武両道でしっかり者の弟・上杉和也の双子、隣に住む同い年の女の子・浅倉南の3人は物心つく前から一緒に遊んでいた幼なじみ。仲の良い家族の様な存在だったが、中学生になりお互いをなんとなく意識し始め、微妙な関係のまま高校へと進学する。
見どころ
- あだち作品の中で1番有名な漫画
- 上杉達也の控えめな格好良さ
- 色褪せない名作
あるアクシデントをきっかけに、弟の夢を兄が受け継いでいく、双子の兄弟と幼なじみの三角関係を軸にした物語。
野球シーンはチームメイトとのエピソードが少ない等の指摘もありますが、ライバルやチーム内のトラブルなど熱血野球漫画としての見どころは多く、幼なじみ3人の関係と、達也と南が葛藤しながら進んでいく物語にも惹きつけられます。
テレビアニメ、アニメ映画、実写映画と最も多く映像化されており、おそらくあだち作品の中で1番有名で、H2やクロスゲームなど、その後に続く野球作品の原点となった作品です。
MIX
| ドラマ | ✖︎ |
| アニメ | ◯ |
| 映画化 | ✖︎ |
中学2年生の立花投馬・立花走一郎と1年生の立花音美の3人は両親の再婚で家族になった義理の兄妹。明青学園中等部の野球部に所属している投手・投馬と捕手・走一郎の2人は高い素質を持っているにも関わらず、影響力あるOBの息子によって思い切り野球をすることができず不満を抱える日々を送っていた。
見どころ
- 舞台はあの明青学園野球部から30年後
- 過去作のキャラが主要人物として登場
- 色々な過去作の要素がミックスしている
タッチから約30年の時が経ち甲子園とは疎遠になってしまった上杉達也の母校・明青学園が古豪復活を目指す、あだち作品のオールドファンにはたまらない設定の野球漫画。
明青学園野球部、義理の兄妹、幼馴染などなど、「MIX」というタイトル通り、様々な過去作品の要素がミックスされていて、あだち作品のファンにとっては見どころの多い作風となっています。
タッチの続編ではなく同じ世界観を持った物語ということですが、タッチの原田正平、西村勇、みゆきの間崎竜一が登場するなど今後の展開が楽しみな作品。
テレビアニメ化されています。
クロスゲーム
| ドラマ | ✖︎ |
| アニメ | ◯ |
| 映画化 | ✖︎ |
スポーツ用品店キタムラスポーツのひとり息子・樹多村光は、近所でバッティングセンターを営む月島家の4姉妹とは家族ぐるみの付き合い。同い年の女の子・月島若葉とは両想いで特に親しくしていたが、1つ下の妹・月島青葉とは犬猿の仲。しかし青葉の投球フォームに憧れ、それまで野球に興味のなかった光はトレーニングを始める。
見どころ
- 屈指の感動作
- 当時の学生野球で話題となったテーマ
- 主人公の甲子園と球速へのこだわり
主人公・樹多村光と幼なじみの月島家4姉妹との絆を、野球を通して描いた物語。小学生時代から始まり中学・高校へと進んでいく3部構成となっています。
ある悲劇的なアクシデントをきっかけに物語が動き出すというタッチと似た展開が特徴。野球漫画としては当時話題になっていた特待生制度や監督との軋轢など、学生野球にまつわる問題にも切り込んだ作風となっています。
あだち作品の中でも屈指の感動作と言われ、タッチなどの野球をテーマにした連載の系譜にある作品。
2009年にテレビアニメ化もされています。
みゆき
| ドラマ | ◯ |
| アニメ | ◯ |
| 映画化 | ◯ |
夏休みに泊まりがけで友人たちと民宿のアルバイトに来た高校1年生・若松真人は、一緒に来ていた憧れの同級生・鹿島みゆきといい感じの雰囲気になるもフラれてしまう。落ち込む真人は友人たちに促され海で見かけた美少女に声をかけデートの約束を取り付ける事に成功するが、その美少女は6年ぶりに再会した妹・若松みゆきだった。
見どころ
- スポーツ要素のないラブコメ
- 悲劇がないので読みやすい
- 昭和を感じる雰囲気
血のつながらない妹のみゆきと、同級生のみゆきとの三角関係と聞くと、昼ドラみたいな重苦しいテーマに感じますが、しっかりコメディ要素が散りばめられたあだちテイストの青春ラブコメになってます。
40年ほど前の作品なので、(昔と今の時代の違いなのか)今読むと一部の登場人物の思考にはツッコミどころも多いですが、それゆえテーマのわりに軽く楽しく読める様にもなっています。
あだち作品の中では珍しくスポーツ要素がなく、ドタバタ系の王道ラブコメで読みやすい。
1983年にテレビアニメ化と実写映画化、1986年にテレビドラマ化もされている人気作。
Q あんど A
| ドラマ | ✖︎ |
| アニメ | ✖︎ |
| 映画化 | ✖︎ |
幼少期を過ごした故郷の家に6年ぶりに戻ってきた高校生・庵堂厚。そこはたった一人の兄を事故で失った家でもあったが、家族で荷物整理をしていると厚の前に兄・庵堂久の幽霊が現れ予想外の再会を果たす。
見どころ
- 兄弟の絆
- 兄弟と幼馴染の関係
- 他作とは少し違うテイストの展開
高校生になった弟と幽霊の兄、6年ぶりに再会?した2人の兄弟と幼馴染の女の子・前沢遊歩との関係を軸に進んでいくSF要素の入ったアットホームなラブコメ作品。
実際のあだち兄弟をモチーフにしたと言われる心温まる兄弟の絆をメインに、陸上競技に絡めて幼馴染との関係を描いた良作。序盤はなんとなく物語が進んでいきますが、終盤になるとあだち作品のテイストが出てきます。
物語が始まる前に事故が起こっているので、そういう意味では悲劇がない作品とも言えます。ラストは賛否分かれていますが、個人的には「君の名は」みたいで肯定派です。
KATSU!
| ドラマ | ✖︎ |
| アニメ | ✖︎ |
| 映画化 | ✖︎ |
光葉高校の1年生・里山活樹はクラスメイトの女の子・水谷香月に近づくため友人の川上京太と香月の父親が経営しているという水谷ボクシングジムへ入会し、ボクシングを始める。しかし香月の両親は離婚していて、お目当ての香月本人もボクシングを敬遠していた。
見どころ
- 主人公の過去
- ライバルとの戦い
- 他作とは違う雰囲気のヒロイン
天才ボクシング少女と自分でも気付かなかった隠れた才能に目覚めていく少年、過去の秘密とライバル達との関係が絡んで進む青春ボクシング漫画。
過去作では脇役の部活になる事が多かったボクシングが今作のメイン。
作者の諸事情で終わり方が急になってしまったという話もあり、少し物語の尻すぼみ感がありますが、それでも恋愛とスポーツを題材にした青春物語としては面白い。
他の人気作と比べると少し物足りない印象も受けますが、ヒロインのタイプが過去作とは少し違い、ヒロインの評価は1番という声も多い作品。
虹色とうがらし
| ドラマ | ✖︎ |
| アニメ | ✖︎ |
| 映画化 | ✖︎ |
これは未来の話。地球によく似た星の江戸という町に、それぞれ母親の違う7人の異母兄弟が暮らす長屋があった。ある日、長屋に暮らしていた兄弟達はそれぞれの故郷をめぐる旅に出ることになる。
見どころ
- SF時代劇
- 兄弟の秘密と幕府の陰謀
- 従来の作品とは少し違った物語
それぞれクセの強い7人兄弟のルーツを辿る旅に将軍家を狙う陰謀が絡む時代劇、地球に似た未来の話ということで江戸時代の雰囲気にSF要素も入っている少し変わった時代設定の物語になってます。
兄弟の秘密や、裏で密かに進行している陰謀と戦う緊迫感のある時代劇という異色作ですが、作風自体はスポーツの部分がアクションに変わった軽快なラブコメ要素を持ったあだち作品です。
物語のエンジンがかかるのが遅い点はマイナスですが、いつものスポーツ作品とは少し違った物語を楽しめます。
ナイン
| ドラマ | ◯ |
| アニメ | ◯ |
| 映画化 | ◯ |
中学陸上界のホープ・新見克也と柔道県大会王者・唐沢進の2人は進学の決まっている青秀高校の野球部の試合を観戦しに行く電車の中で美少女・中尾百合と出会う。その後、試合会場で電車の美少女と再会するが青秀がコールドで敗れると涙を流して立ち去ってしまう。その姿を見た克也と唐沢は彼女の笑顔を見るため陸上と柔道を辞めて野球部に入ることを決意する。
見どころ
- あだち充の初期作品
- 初期作ならではの原点が垣間見える
- 悲劇もなく爽やかな青春野球漫画
ナインといういかにも熱血野球漫画っぽいタイトルですが、主人公は絶対的エースという感じではなく駿足の素人だったりする爽やかな青春野球漫画。
甲子園を目指すという目的はあるものの野球漫画としての見せ場は少し弱めで、主人公とヒロインの関係・チームメイトやライバル達との和気藹々としたエピソードが中心になっています。
今では間や表情で伝える様な場面がセリフになっていたり初期作品ならではの未完成さが新鮮。あだち作品の原点みたいなものが垣間見えるのも面白い作品。
1983年にテレビアニメ化、同年にアニメ映画化、1987年には実写ドラマ化もされています。
スローステップ
| ドラマ | ✖︎ |
| アニメ | ◯ |
| 映画化 | ✖︎ |
バスケットボール部のキャプテンを務める元気いっぱいの女子高生・中里美夏は、ひょんなことからボクシングジムに通うことに。そこには真面目だが少し鈍感なボクシング部の山桜監悟がいた。一方、美夏がアルバイトをしているカフェのマスターの息子で野球部のピッチャー門松直人と、友人で野球部キャプテン山崎も美夏に惹かれていく。
見どころ
- 少女漫画雑誌で連載されていた作品
- ヒロインの成長
- ヒロインを取り巻く恋模様
少女漫画雑誌の「ちゃお」で連載されていた少女漫画のあだち作品。
物語は、美夏を巡る山桜と門松、そして山崎の、少しずつ進んでいく(スローステップ)恋愛模様と、それぞれの部活動での奮闘を、あだち作品特有のユーモアと温かい視点で描いています。
美夏を巡る3人の男子、それぞれに魅力があるため、誰が美夏と結ばれるかハラハラドキドキ。結末については様々な意見がありますが、それも含めてスローステップの魅力の1つとなっています。
1991年にオリジナルビデオアニメ(OVA)として全5巻がリリースされています。
陽当たり良好!
| ドラマ | ◯ |
| アニメ | ◯ |
| 映画化 | ◯ |
高校進学を機に下宿先を探していた岸本かすみがたどり着いたのは、叔母である水沢久美子が経営する「ひだまり荘」という男子高校生ばかりが住んでいる古いアパート。かすみは、最初は戸惑いながらも個性豊かな住人たちと共同生活を始めることになる。
見どころ
- 少女漫画雑誌で連載されていた作品
- どこか懐かしい雰囲気
- 悲劇がない穏やかな展開
少女漫画雑誌の「少女コミック」で連載されていた少女漫画のあだち作品。
物語は、かすみの視点から、ひだまり荘の日常と、高校生活、そして淡い恋心を描きながら、それぞれの友情・成長を温かく描いています。
少女漫画ながら、野球、三角関係、日常の穏やかな空気感、さりげない台詞や表情でキャラの感情の機微が繊細に表現される、あだち作品のテンプレートを確立した作品の1つです。
1982年に単発のドラマ化、1987年にはテレビアニメ化とテレビドラマ化、1988年には実写映画化もされています。
じんべえ
| ドラマ | ◯ |
| アニメ | ✖︎ |
| 映画化 | ✖︎ |
高木陣平は、かつての親友の妻だった真理子と結婚。しかし、ある悲劇から真理子の連れ子で血の繋がらない娘、美久と二人で暮らすことになる。
見どころ
- 血の繋がらない親子関係
- 大人の恋愛と葛藤
血の繋がりがなくても家族になれるのか、家族の愛とは何か、といった深い題材がテーマ。
父として、男として、美久にどう接するべきか戸惑いながらも、美久との関係を築いていくじんべえと、彼を慕い心の中でじんべえを父親以上の存在として意識していく美久の繊細で複雑な関係を描いた作品。
派手な出来事はほとんどなく、じんべえと美久の日常のささやかなやり取りや、お互いを思いやる心が、静かで丁寧に描かれています。
1988年に、田村正和と松たか子の主演でテレビドラマ化されています。
アイドルA
| ドラマ | ✖︎ |
| アニメ | ✖︎ |
| 映画化 | ✖︎ |
人気グラビアアイドル・里美あずさは、持って生まれた野球の才能を活かすため、幼なじみで容姿がそっくりな男子高校生・平山圭太と入れ替わり、芸能活動と並行して高校野球にも挑戦する。
見どころ
- グラビアと野球選手の二足のわらじ
1〜6話の1巻で完結する短編作品、ショートプログラム3にも3話まで掲載されています。
野球とアイドルの兼業、その上アイドルの女子と男子が入れ替わってバレないというなかなか無茶な設定ですが、そこから起こるドタバタ劇と天才野球少女を支える男子の物語です。
そこまで深いストーリ性はないですが、短い話の中でもあだちテイストを味わえる良作。
いつも美空
| ドラマ | ✖︎ |
| アニメ | ✖︎ |
| 映画化 | ✖︎ |
4年前の夏休み、坂上美空は燃えた祠の中から御神体を持ち出してしまう。その後、夢の中に謎の老人が現れ、そのお礼としてそこに居合わせた少年少女が13才の誕生日になったらそれぞれ1個づつの超能力をプレゼントするというお告げを受ける。
見どころ
- 少年漫画で女の子の主人公
- 超能力で世界を救う物語
13歳の誕生日に超能力を身につけた少年少女達が平和を守るために立ち上がる現代活劇。
アカデミー賞を取る予定のスーパーヒロインと、その仲間達が色々と活躍する物語で、序盤はレンタルクラブでの活動から始まり終盤に物語が動き出します。ラブコメ要素も少ないです。
なかなかデタラメな設定ですが、この手の作品の読者ウケが悪い事は作者自身も知っているらしく。人気作家だからこそできるその時描きたいものを自由に描いた漫画みたいです。
あだち作品の短編集
ここからは、あだち充の短編集の情報をまとめています。
真骨頂である青春ものの話を中心に、SFなどのラブコメ以外の作品もあり、短い中であだち作品の色々なテイストを味わえます。
ショート・プログラム
- 近況
- 交差点前
- ショートプログラム
- テイク・オフ
- チェンジ
- プラス1
- むらさき
- なにがなんだか
少年誌や少女誌など、多彩な媒体で掲載された作品が揃っている、青春の淡い恋愛を描いた作品が中心の、あだち充の初期短編集。
同窓会で昔の初恋の人と再会を描いた「近況」、曖昧な関係の余韻を残す結末が秀逸な「チェンジ」、他にも文通の微笑ましさが伝わる「なにがなんだか」などが高評価。
ショート・プログラム2
- 春が来る前に・・・
- 若葉マーク
- 途中下車
- [5×4P]
- 震度4
- エースをつぶせ!
- スプリング・コール
- ゆく春
- 帰り道
- サヨナラゲーム
ユーモアや切なさのある作品からSFものまで幅広い構成とテーマの作品を網羅、いろんな視点の作品を収録した短編集。
タイムトラベルによる哀愁と驚きの展開が光る「帰り道」、軽やかな青春感に引き込まれる「スプリング・コール」などが高評価。
冒険少年
- 扉のむこう
- 迷い道
- ヒーロー
- 空色アーチ
- 送信
- 時の階段
- スケッチブック
心の奥に残る冒険心をテーマにした、ちょっと不思議な短編を7話収録。少年期の夢やワクワク感を描いた、ノスタルジックでハートフルな世界観が魅力。
ショート・プログラム3
- 下駄とダイヤモンド
- どこ吹く風
- 天使のハンマー
- メモリーオフ
- 白い夏
- 四角い海
- アイドルA
- 逃げた神様
- ショートメール
斬新で意外性のある作品が揃った、新たな一面も楽しめる短編集。
幼馴染との再会とせつなさが胸に刺さる感動作「天使のハンマー」や、感情の機微や思い出の力を深く描写した「メモリーオフ」「四角い海」などが高評価。
ショート・プログラム ガールズタイプ
- 居候よりひとこと
- 続・居候よりひとこと
- 居候はつらいよ
- 恋人宣言
- SEASON
- エースふたり
- 気まぐれパンチ
少女漫画誌向けに描かれた短編集。しっとりとした恋愛や家族、ほのぼのコメディなど、女子視点の優しさとユニークさが特徴。
銭湯住まいの4姉妹と博打師のコミカルな関係が面白い「居候よりひとこと」シリーズ、セリフなしでヒロインの距離感を写真と情景だけでミニマルに表現した「SEASON」などが高評価。
SHORT GAME -あだち充が短編で紡ぐ高校野球-
- リリーフ
- 同球生
- フルカウント
- 浅丘高校野球部日誌-オーバーフェンス-
- ゆく年くる年
高校野球をテーマにした短編集。
野球シーンの少ない野球漫画と評されるほど、物語や人物描写が主軸ですが、それぞれ青春ドラマや高校野球への愛が感じられる短編作となっています。
まとめ
| 時系列 | タイトル |
|---|---|
| 1 | ナイン |
| 2 | タッチ |
| 3 | H2 |
| 4 | クロスロード |
| 5 | アイドルA |
| 6 | MIX |
あだち作品といえば野球という事で、あだち作品の中から野球を題材にした作品だけを時系列順に並べてみました。
アイドルAはSF要素の入った短編作品なので、純粋な野球漫画とは言い難いですが、一応、野球を題材にした物語ということでこちらに加えています。
アニメ・実写化したあだち作品
| 作品名 | アニメ | 実写 |
|---|---|---|
| タッチ | ◯ | ◯ |
| みゆき | ◯ | ◯ |
| H2 | ◯ | ◯ |
| ナイン | ◯ | ◯ |
| クロスゲーム | ◯ | ✖️ |
| ラフ | ✖︎ | ◯ |
| スローステップ | ◯ | ✖️ |
| 陽当たり良好! | ◯ | ◯ |
| MIX | ◯ | ✖️ |
| じんべえ | ✖️ | ◯ |
更に、アニメ・実写化されたあだち作品をピックアップしてみました。主要な連載16作品中10作品が映像化されています。
