この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
フリーマーケットアプリケーションを省略したのがフリマアプリ。
要するに、オンライン上でフリーマーケットの様に個人間でアイテムの売買ができるスマホアプリです。
販売者が提示した初期価格から購入者が希望価格を提示していく競売形式のインターネットオークションとは違い、フリマアプリでは基本的に販売者が設定した価格で購入者が買えるシステムになっています。
フリマアプリの特徴
買ってみたけど着てない洋服など不要な物を売る事ができ、欲しい物を安く買う事もできる。しかもスマホのアプリで簡単に商品の出品・閲覧が可能という特徴があります。
不用になってしまった物をお金に変えられるというのが最大の特徴!要らない物に”まさか”の価格がつく事も。
日本の3大フリマアプリ
楽天ラクマ | メルカリ | Yahoo!フリマ (旧PayPayフリマ) | |
---|---|---|---|
運営 | 楽天 | メルカリ | ヤフー |
開始 | 2012年7月 | 2013年7月 | 2019年10月 |
フリマアプリといえば良く聞く代表格はメルカリかと思いますが、楽天が運営しているラクマ、ヤフーが運営しているYahoo!フリマといったアプリも有名。
現時点ではこの3つが人気の3大フリマアプリと言われています。
フリマアプリの手数料(コスト)
販売手数料 | フリマアプリに支払う手数料 |
送料 | 売れた商品を送るための送料 |
振込手数料 | 売上金を口座に送金する場合の手数料 |
フリマアプリを利用する時には販売手数料・送料・振込手数料の3つのコストがかかります。
フリマアプリによってそれぞれかかるコストが違い、コストの低い方が利益が大きくなるのでフリマアプリを選ぶ際の重要なポイントになっています。
販売手数料は各アプリを使わせてもらうための税金みたいなもので1商品毎の売上から自動的に引かれます。
送料は商品を送る時に必要なコストです。
アプリによっては出品者負担か購入者負担か選べるので送料がかからないケースもあります。しかし出品者負担じゃないと売れないケースが多く、一般的に送料は出品者負担になります。
振込手数料は売上金を自分の口座に移したいときにかかるコストです。
ただしフリマアプリ内で稼いだ売上をアプリ内での購入に使うと振込手数料は不要なため、使い方次第で振込手数料はかからないケースもあります。
フリマアプリのユーザー数(登録者数)
ユーザーが多いほど出品されている商品数も多く、出品した商品が売れる確率も高くなります。
商品を出品しても見てくれる人がいなければ売れない、商品がなければ買いたい物も見つからないのでフリマアプリを選ぶ際にはユーザー数が重要なポイントになっています。
メルカリの手数料と特徴
販売手数料 | 10% | 例(10%) 販売価格1000円なら売上額900円 |
送料 | 210円から | 送料早わかり表 匿名配送あり 出品者負担・購入者負担を選べる |
振込手数料 | 振込毎200円 急ぎ振込+200円 | – |
ユーザー数 | 約2200万 | 2023年7月時 |
メルカリは2013年からサービスを開始している老舗でアクティブユーザー数は月間2200万人・累計出品数は30億品以上に到達しているフリマアプリの代表格。
- 業界最大手
- カスタマーサポートが充実
- 手数料・送料・振込手数料(コスト)が高い
- 匿名配送
- シンプルで使いやすい
シンプルな操作で使いやすく、交渉のやり取りなど相手とのコミュニケーション機能が充実。送料は出品者負担か購入者負担かを選べるようになっています。
全体的に利用コストは高いですが、その分もしもの時のカスタマーサポートも充実。
利用者数が多く商品数も充実していますが、競合が多いので自分の出品した商品が埋もれてしまいやすいという欠点もあり。
Yahoo!フリマの手数料と特徴
販売手数料 | 5% | 例(5%) 販売価格1000円なら売上額950円 |
送料 | 150円から | 送料早わかり表 匿名配送あり 出品者負担のみ |
振込手数料 | 振込毎100円 | PayPay残高へのチャージは無料 ジャパンネット銀行への振込は無料 |
ユーザー数 | 約1500万 | 2022年9月時点で1500万DL達成 |
Yahoo!フリマは2019年10月からヤフーが運営しているフリマアプリ。名称をヤフーブランドに統一してサービスの連携を強化するという事で、2023年秋にPayPayフリマからYahoo!フリマへと名前が変更されました。
- 手数料・送料・振込手数料(コスト)が安い
- PayPayと連携できる
- メルカリより更にシンプルな使いやすさ
- 匿名配送
- ユーザー数は少なめ
全体的に利用コストが一番安い。送料は出品者負担の一択、値段交渉も希望額を入力・許可・却下するだけで細かいコミュニケーション不要、メルカリの使いやすさを更にシンプルにした様な使い心地が特徴です。
PayPayと連携して支払い可能、売上金もPayPay残高なら手数料無しでチャージ可能。クーポン等も充実していてPayPayユーザーにとってはかなり便利で使いやすい仕様になっています。
楽天ラクマの手数料と特徴
販売手数料 | 10%・9%・8%・7%・6%・4.5% 6段階(販売実績で変動) | 例(4.5%) 販売価格1000円なら売上額955円 |
送料 | 160円から | 送料早わかり表 匿名配送あり 出品者負担・購入者負担を選べる |
振込手数料 | 振込毎210円 | 楽天銀行に1万円以上の振込は無料 |
ユーザー数 | 約2000万 | 2021年9月時点 |
2012年7月にサービスを開始していた日本初のフリマアプリ「フリル」と楽天の運営するフリマアプリ「ラクマ」が2018年2月に統合してできたフリマアプリ。
- 楽天ポイントの利用・付与
- 楽天のサービスと連携できる
- 販売数で手数料が安くなる
- 匿名配送
- ユーザー数が少なめ
楽天IDやポイントを利用できたり付与されたり、楽天ユーザーにとってはかなり便利でお得に利用できる仕様になっているのが最大の特徴。
送料も出品者負担か購入者負担かを選べる様になっています。
ラクマの手数料は変動制で最安値は4.5%ですが、そこまで販売実績を上げるのはかなり難易度が高い。初心者はラクマの手数料も10%と想定した方が無難です。
高額な物を売る予定がなく出品する頻度も多くない場合、手数料などのコストが高いほど利益が出にくくなります。
そんな手数料が全体的に安いのがYahoo!フリマ。PayPay残高へのチャージなら振込手数料不要、チャージ方法も簡単で即使うことも可能。
出品方法も簡単、基本的にメッセージのやり取りは購入後の挨拶や荷物の案内だけ、送料は出品者負担のみで細かいやり取りがないため使い方もシンプル設計。
不要になった物でちょっとしたお小遣い稼ぎとして使うのに向いた仕様になっています。
ユーザー数が多いため、売れにくそうなジャンルの商品でも売れる可能性が高く比較的高めの価格設定にしても売れる可能性は他より高くなるかもしれません。
品揃えや見てくれるお客が多いという意味ではやはりユーザー数は最重要。
頻繁にやり取りをしてガッツリとフリマを楽しむのに向いた仕様になっています。