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このページでは、原作の漫画に登場した人造人間を一覧にしてみました。それぞれのキャラの特徴や歴史を振り返りながらまとめています。
人造人間8号

大柄でフランケンシュタインのような見た目をしている人造人間、通称『ハッチャン』。人間だった男性を改造して作られた人間ベース型で、原作に登場した初の人造人間。
種類 | 人間型 |
動力 | 不明 |
レーダー | 不明 |
その外見の通り、当時の悟空も驚くほどのパワーを持っていました。
8号は悟空がレッドリボン軍を壊滅させる前に作られた人造人間なので、孫悟空を倒すという目的で作られ人造人間ではないと推測されます。
戦闘性能は成功だったものの、性格が優しく戦闘嫌いだったため、本来は敵である悟空と仲良くなってしまったのでゲロにとっては失敗例となっています。
人造人間19号

エネルギー吸収装置を持つ完全機械型の人造人間。敵の強さを探知するレーダーも持っているため、相手の気配を察知して位置を探る事もできる。
種類 | 機械型 |
動力 | エネルギー吸収型 |
レーダー | あり |
過去の失敗から、より安定性を重視して設計されているため、戦闘力は大幅に低く設計されている。それでもこれ以上の敵はいないと想定されていました。
ゲロの命令に忠実に従い、計画通りに製作できた唯一の成功例だったが、悟空たちが予想以上に強くなっていたため戦闘面の誤算で結果的には失敗作となってしまった。
人造人間20号(ドクター・ゲロ)

20号は、ドクター・ゲロが自分自身をベースにして人造人間へと改造した姿。
種類 | 人間型(機械型) |
動力 | エネルギー吸収型 |
レーダー | あり |
17・18号と同じ人間ベースの人造人間ですが、17・18号は有機ベース、20号は機械ベースで、同じ人間ベースでも少しタイプが異なっています。
エネルギー吸収装置を持った人造人間で、19号より戦闘力を高く設定している模様。
なぜゲロ自身に永久エネルギー炉を搭載しなかったのかは謎ですが、すでに老体となっていたゲロの体では永久エネルギー炉の強力なパワーに耐えられなかったという説が有力です。
ドクター・ゲロとは?

ゲロはレッドリボン軍に所属していた天才科学者。ドラゴンボールに登場する人造人間のほとんどが彼の手によって生み出されています。
レッドリボン軍が孫悟空に壊滅させられたことに強い恨みを抱いており、復讐のために究極の生命体である人造人間を開発したという経緯があります。
その才能は、世界有数の天才科学者であるブルマやブリーフ博士も驚くほど。
ゲロの嫁(人造人間21号)

ゲロには嫁と子供がいました。
映画ドラゴンボール超スーパーヒーローの冒頭部分で一瞬だけ、ボミという嫁と、ゲボという息子がいる家系図のようなものが確認できました。
ゲボ以外にも、もう1人息子(次男)が存在していて、次男の子供がドクター・ヘドとなっています。
ボミは人造人間21号?

2018年に発売されたドラゴンボールファイターズというゲームで女性型の人造人間21号が登場。映画スーパーヒーローの冒頭で登場したボミは、この21号の変身前の姿に似ています。
それなら21号は原作キャラになるのか?という疑問が出てきそうですが、少し複雑な設定があります。
ゲーム設定では、21号はセルと同じ様にゲロのコンピューターが優秀な科学者の細胞をベースに戦士たちの細胞を組み込んで独自に作成したバイオタイプの人造人間となっています。
21号には人造人間になる前の記憶がないためボミとは別人の可能性が高く、21号は優秀な科学者=ボミの細胞をベースにした人造人間という説が有力。
人造人間17・18号

人間の双子の姉弟を改造した人造人間。姉のラズリは18号、弟のラピスは17号となり、ほとんど人間と変わらない成分で構成されている。
種類 | 人間型(有機型) |
動力 | 永久エネルギー炉 |
レーダー | なし |
17号は戦闘性能重視の設計で膨大な戦闘力を備えている。しかし、勝手に人造人間へと改造された事に恨みを持っているため命令を聞かず制御不能で失敗作と位置付けられていた。
その反省からか18号は17号より戦闘力を落とした設計になっている。しかし、それでもゲロを大幅に上回る戦闘力を持ち命令も聞かないため失敗作と位置付けられていた。
2人とも永久エネルギー炉を持つが、レーダーは無いため敵の気を察知する事はできない。
超17号(ヘルファイター17号)

ヘルファイター17号はドラゴンボールGTで登場したアニメオリジナルキャラ。原作には未登場。
見た目は本物の17号とほぼ同じですが、ゲロではなく地獄の天才科学者ドクター・ミューが作成した機械型の人造人間となっています。
本物の17号と合体して超17号へと進化します。
人造人間16号

全てが機械で作られている完全機械型の人造人間。
種類 | 機械型 |
動力 | 永久エネルギー炉 |
レーダー | あり |
永久エネルギー炉を持ち、レーダーも付いているので相手の位置を察知できる。ゲロが自ら作った中で最高の性能を持っている人造人間とされています。
基本的に優しい性格ですが、悟空にだけは戦闘体制を取るようプログラムされているため好戦的。
ゲロの息子・ゲボがモデルになっているため、親心からか戦いに不向きな性格にしてしまい人造人間としては失敗作と位置付けられていた。
加えて戦闘で息子を失いたくないという心情も重なりスリープ状態にされていた模様。
セル

研究に時間がかかり過ぎるため、ゲロ自らが直接製作する事を断念。代わりにコンピューターが研究を引き継ぎ、長年継続して完成させたバイオ型の人造人間。
種類 | バイオ型 |
動力 | なし |
レーダー | なし |
これまで登場してきた敵・味方の戦闘データや細胞を極小のスパイロボットが収集しており、それらのデータや細胞を組み合わせて作られている。
17号・18号を吸収することで完全体へと進化する事が可能。
セルが完成した世界線では既に未来トランクスによって人造人間は倒されていたため、トランクスからタイムマシンを奪い、完全体を目指し17・18号が存在している現代にやって来た。
成体の姿では大きすぎてタイムマシンに乗れなかったため、卵の状態まで退化して現代に到着。成体の姿に戻るまで数年の歳月を費やすため、その間は誰にも気づかれないよう現代に潜伏していた。
セルの形態変化

17号を吸収したことで第2形態へと進化。
少し人間っぽい顔立ちとなり、たらこ唇と同じく体もぶ厚く巨大化しています。

17号の次に、18号の吸収にも成功した事で完全体セルへと進化。
第2形態よりは全体的なシルエットがシュッとして整った顔立ちとなり、戦闘力も悟空が敵わないほど強化されました。
ガンマ1号・2号

ゲロの孫『ドクター・ヘド』が宇宙で一番強い人造人間を目指して作成した人造人間。
種類 | 不明 |
動力 | 不明 |
レーダー | 不明 |
アルティメット悟飯と互角にやりあえるほど戦闘力も高い。学習能力も高く、戦うほど強くなっていく仕様となっている。
動力は永久エネルギー炉ではないため、スタミナには限界がある様ですが、活動できるエネルギー量は膨大でフルパワーの悟飯と戦ってもスタミナ的には余裕があった。
セルマックス

セルマックスもドクター・ヘドが新たに作成したセルのパワーアップバージョン。ゲロが残したデータを元にして作られています。
種類 | バイオ型 |
動力 | – |
レーダー | – |
当時のセルよりサイズが巨大化しており、戦闘力も段違いに強くなっています。
ガンマ1号や2号でも歯が立たないほどで、ここまでに登場した人造人間の中では強さだけなら最強格。
まとめ
人造人間 | 登場パート | 製作者 |
---|---|---|
1号〜7号 | 全て失敗作(登場なし) | ドクター・ゲロ |
8号 | レッドリボン軍で登場 | ドクター・ゲロ |
9号〜15号 | 何かしらの問題があった失敗作 | ドクター・ゲロ |
16号 | 人造人間編で登場 | ドクター・ゲロ |
17号 | 人造人間編で登場 | ドクター・ゲロ |
18号 | 人造人間編で登場 | ドクター・ゲロ |
19号 | 人造人間編で登場 | ドクター・ゲロ |
20号(ゲロ) | 人造人間編で登場 | ドクター・ゲロ |
セル | 人造人間(セル)編で登場 | ドクター・ゲロ |
ガンマ1号 | ドラゴンボール超で登場 | ドクター・ヘド |
ガンマ2号 | ドラゴンボール超で登場 | ドクター・ヘド |
セルマックス | ドラゴンボール超で登場 | ドクター・ヘド |
どのタイプの人造人間にも共通する点として、人造人間からは『気』を感じないという特徴があります。
レッドリボン軍編
人造人間1号〜7号までは全て失敗作だったということで原作での登場はなし。
人造人間という設定が登場したのは人造人間編からなので、16号〜20号が最初の人造人間という印象が強いですが、実は少年期に登場した8号が最初の人造人間です。

8号と同時期にメタリック軍曹というキャラも登場していますが、こちらは人造人間ではなくロボットにジャンル分けされているそうです。
悟空がレッドリボン軍と戦う前の1〜8号までは復讐のために作られた人造人間ではなく、悟空を意識して作られた人造人間は9号からということになります。
そして、9号から15号は全て何かしらの問題をかかえた失敗作だったとのこと。
人造人間編
13〜15号は映画で登場しましたが、原作では「13号・14号・15号の3体だけはかなり完成度が高かったらしい」と言及のみされています。
※ドラゴンボール劇場版の人造人間についてはこちらの記事にまとめています。
16号から18号は強さという面では成功したものの行動を制御できず、再調整のためスリープ状態にされていました。
19号でようやく意図した戦闘力持った制御可能な人造人間の作製に成功。ゲロ自身も19号によって人造人間に改造し20号となりました。
永久エネルギー炉 | 無限にエネルギーを生み出す装置 |
エネルギー吸収型 | 敵のエネルギーを吸収する装置 |
レーダー | 『気』を感知するセンサー |
人造人間編に登場したキャラの動力は2パターンに分かれています。
永久エネルギー炉は自ら無限にエネルギーを生み出せるため、どれだけ戦ってもスタミナ切れが無いというチート級の性能を持っているのが特徴。
エネルギー吸収型は、相手のエネルギーを吸収して取り込む事で敵のエネルギーを削ぎながら自分のエネルギーを回復できる特徴があります。
レーダーを搭載していなければ敵の気を探知する事ができません。
セルはゲロの意思を引き継いだコンピューターが研究を継続して作り出した人造人間なので、正確にはゲロ本人ではなくコンピューターが作り出した人造人間という事になります。
ドラゴンボール超の人造人間編
正統続編のドラゴンボール超では、ゲロの孫『ドクター・ヘド』が作成したガンマやセルマックスという人造人間も新たに登場しています。

何十年ぶりに新しい人造人間が登場した映画ドラゴンボール超スーパーヒーローは必見です!