ドラクエを題材にした漫画といえば?あの冒険や世界観を味わえるおすすめ作品をピックアップ!

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人気RPGのドラゴンクエストシリーズを題材にした漫画といえばどんな作品があるのか?

このページではファンタジーな世界観を堪能できるであろうドラクエ漫画をピックアップしてみました。

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章

連載雑誌月間少年ガンガン
連載期間1991年 – 1997年
作者情報藤原カムイ(作画)
川又千秋(原作・設定)
小柳順治(脚本)

あらすじ

その昔『大魔王ゾーマ』に打ち勝ったロトの後継者であるアレルの子・ローランとカーメンがアレフガルドから帰還。2人は地上に自分たちの王国を築き、分断されたロトの紋章を代々受け継いできた。

アレルの仲間だった戦士フルカス・武闘家フォン・賢者カダルの3人のケンオウ達も将来訪れるであろう闇に立ち向かうため、彼らが鍛え上げた技を子孫に伝え続けていた。

ゾーマが倒れてから100年が経った頃、『異魔神』と呼ばれる新たな闇が世界を脅かそうとしていた。

レビュー

ドラクエ1・2・3の「ロトシリーズ」が物語の舞台。ロトシリーズの時系列はドラクエ3からドラクエ1・2へと続いていくんですが、ロトの紋章はドラクエ3とドラクエ1の間の物語となっています。基本的な世界観はドラクエ3であり、ゾーマを倒してから100年後の世界の危機を描いています。

少年ガンガン初期の目玉として連載されていた漫画で「ダイの大冒険」と共にドラクエ漫画の代表作となった作品です。

ダイの大冒険よりダークファンタジー的な要素が強くドラクエとしてはやや暗めな内容ですが、人気のロトシリーズ3から1へと続く間の物語ということで引き込まれる魅力あり。

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 Returns

連載雑誌ガンガンYG
連載期間2005年
作者情報藤原カムイ(作画)
川又千秋(原作・設定)
小柳順治(脚本)

あらすじ

ロトの紋章のメインストーリーでは語られなかったアステア・ジャガン・カダルの3人の隠れたエピソードを収録。

レビュー

ジャガンが魔人王になってしまった経緯、アステアが第3のロトになった経緯、カダルがオリジナルの魔法術を生み出す経緯などロトの紋章の主要キャラ3人の過去が語られているオムニバス作品。

単品としては物足りない内容かもしれませんが、ロトの紋章と続編の紋章を継ぐ者達への間を埋める補足的な立ち位置となっているのでロトの紋章シリーズには必須となる作品です。

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 -紋章を継ぐ者達へ-

連載雑誌ヤングガンガン
連載期間2004年 – 2020年
作者情報藤原カムイ(作画)
映島巡(1-4巻の原作・原案など)
梅村崇(5-34巻の原作・原案など)

あらすじ

ロトの紋章の結末から25年後の世界。その日以降「失われし日」として知られるようになり、世界中で呪文が一斉になくなりました。同じ日、勇者の誕生日であるアロスが8歳の誕生日を迎える王の年・王の月・王の日、ラダトーム城では異変が発生し瞬く間に城内の人々が消えアロスは全ての記憶を喪失。

それから5年後、盗賊生活を送っていたアロスの元にラダトーム城で行方不明になった父を捜していたリーとユイが訪れ、失踪した人々と「失われし日」の異変の謎を追い求めて旅立つ。

レビュー

前作・ロトの紋章の冒険から25年後、世界中で呪文が消失した「失われた日」の謎を追うミステリアスな物語が展開、さらにダークファンタジー要素も濃くなっています。

前作のキャラも登場しますが序盤はキャラも呪文も消失しているのでドラクエ要素はほぼ感じません。終盤になるほどキャラや呪文も復活しドラクエ要素も出てきます。

物語の前振りが長く難しめの内容なので評価は分かれそうですが、終盤になるとロトシリーズの新しい解釈・前日譚が垣間見える内容で面白い。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

連載雑誌週刊少年ジャンプ
連載期間1989年 – 1996年
作者情報稲田浩司(作画)
三条陸(原作・原案など)
堀井雄二(監修)

あらすじ

モンスターたちが平和に暮らしている「デルムリン島」に住むダイは勇者への憧れを抱いている島で唯一の人間。ある日、勇者育成の家庭教師アバンが島を訪れ、隠れた素質を見出されたダイは勇者になるための特訓を受けることになる。

レビュー

ドラクエの世界観を題材にした作品でおそらく最も知名度の高い漫画。

ゲームと同じ呪文が使われているなどドラクエの世界観を持ちつつ、ストーリーはゲームシリーズとは接点がない完全オリジナルの漫画版ドラゴンクエストという立ち位置になっています。

元々ドラクエシリーズの開発に携わっていた少年ジャンプが当時の新作ドラクエ4の宣伝のためにアニメや漫画でのメディアミクスを企画したのがダイの大冒険の始まり。

オリジナルの必殺技や呪文もゲームと同等かそれ以上に話題となり、漫画も5000万部(2022年4月時点)を突破している人気作品です。

ダイの大冒険(アニメ)の詳細

ダイの大冒険アニメ版の詳細はこちらの記事をどうぞ。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王

連載雑誌Vジャンプ
連載期間2020年 – (連載中)
作者情報芝田優作(作画)
三条陸(原作・原案など)

あらすじ

ハドラー率いる魔王軍が世界を襲う。侵略を阻止せんとカール王国と王女フローラが立ち向かう。そこには若きアバンの姿も…もうひとつの勇者物語、いま開幕する。

レビュー

ダイの大冒険の人気キャラ「アバン先生」の物語、魔王ハドラーと勇者アバンの戦いを描いたダイの大冒険の前日譚です。

前作を読んでいたら既に結末は分かってしまっていますが、あの有名な必殺技アバンストラッシュを会得するエピソードや若き日のアバン先生たちの戦いなどファンには興味深い内容が満載となっています。

スライム冒険記

連載雑誌Vジャンプ
連載期間1993年 – 2000年
作者情報かねこ統

あらすじ

勇者と共に旅をしていたスライム「スラきち」は魔王に打ち勝った後、自らも勇者を目指し勇者装備を集める旅に出る。

レビュー

勇者の仲間だったスライムが、山賊ウルフ・魔法使いのジジイなどを仲間に加え、魔王の息子・マコや以前の仲間・ライ蔵の妨害を得意の灼熱炎やダジャレで巧みにかわしながら冒険してく物語。

最初は勇者の装備を集める「勇者の章」から4章構成になっていて、基本はギャグ漫画路線ながら物語が進につれてバトル要素も多くなっていきます。

ドラクエをテーマにした漫画の隠れた名作です。

ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場

連載雑誌月刊少年ガンガン
月間少年ギャグ王
連載期間1990年 – 2000年
作者情報柴田亜美など(他多数)

ドラゴンクエストシリーズの4コマ漫画。

物語のあらすじなどはなく色んな作者の書いた4コマ漫画集です。

当時のゲームにあった小ネタが詰まっていて面白いというのはもちろんですが、絵がうまいので色んな作者の絵が楽しめるというのも魅力だったりします。

ドラゴンクエスト エデンの戦士たち

連載雑誌月刊少年ガンガン
連載期間2001年 – 2006年
作者情報藤原カムイ

あらすじ

エスタード島に暮らす漁師の息子・アルスとエスタードの王子・キーファが謎の古代遺跡を探検、不思議な石板のかけらを見つけたことで世界を救う旅に出ることになる。

レビュー

ドラゴンクエスト7エデンの戦士たちを題材にした漫画作品で、ドラクエ7の物語の序盤のストーリーを描いています。

基本はゲームのドラクエ7と同じですが、キャラ設定・オリジナルキャラなどゲームとは違うオリジナル要素もそれなりに強い。作画は藤原カムイ先生ということでなんとなくロトの紋章らしさが出ています。

長く休載という形になっていましたが完成された作品にオリジナル要素を加えることに反発されることも少なくなかったらしく、それに疲れた作者自身が連載を打ち切った様です。

ドラクエ7のスマホ版

ドラクエ7のスマホ版の評価レビューはこちらの記事をどうぞ。

ドラゴンクエストモンスターズ+

連載雑誌月刊少年ガンガン
連載期間2000年 – 2003年
作者情報吉崎観音

あらすじ

少年クリオは「わたぼう」によって異世界に召喚され、モンスターが姿を消し、テリーも行方不明にてしまったタイジュの国で新しいモンスターマスターとなりテリーの行方を追う事に。

レビュー

シリーズの派生作品・ドラゴンクエストモンスターズを元にした漫画で、ゲームボーイソフト「テリーのワンダーランド」に続く後日譚となっています。

モンスターズの世界が物語の舞台ですが、ドラクエ1〜3の歴代勇者も登場。勇者と共闘してそれぞれの魔王と戦い、パーティが全滅すると所持金半分で復活するなどのゲーム設定を再現しているのも面白い。

ドラゴンクエスト 幻の大地

連載雑誌月刊少年ガンガン
連載期間1997年 – 2001年
作者情報神崎まさおみ

あらすじ

ライフコッドで妹のターニアと暮らしている17歳の少年ボッツは村祭りで山の精霊からの啓示を受け、自分、そして世界の本当の姿を知る旅に出る。

レビュー

ドラゴンクエスト6を題材にした作品で幻の大地のストーリーが短めにまとめられています。

物語の基本線はゲームと同じですが、ゲームと漫画では設定が少し違い漫画版ならではのオリジナル要素もあり。エンディングにも変化があるのでゲームとの違いが見どころ。

ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ

連載雑誌Vジャンプ
連載期間2013年 – 2022年
作者情報中島論宇樹(作者)
堀井雄二(監修)

あらすじ

ウェディ族の少年ソウラは幼い頃に出会ったドラゴンと再会するために冒険者となる。彼はグレン国で受けた『龍の卵の捜索』クエストの途中で魔族の襲撃に遭遇、その危機の中で卵を見つける。

卵から生まれた少女が持つ不思議な力によって魔族たちを撃退したソウラは、彼女の出自を確かめるため一緒に冒険することを決意する。

レビュー

ドラゴンクエスト10の世界を舞台にした物語。

竜の卵から生まれた少女アズリアを巡るボーイミーツガール風ドラゴンクエストで、感動的なエピソードも見どころとなっています。

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