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ドラゴンクエスト4とはどんなゲームなのか?
このページではスマホ版ドラクエ4を中心に、各リメイク作品の違いやストーリーの特徴など、ドラクエ4の情報についてまとめてみました。
歴代ドラゴンクエストシリーズの時系列や物語の繋がりについてはこちらの記事をどうぞ。
この記事の目次
ドラクエ4の情報

タイトル | ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち |
発売日 | 1990年2月11日 |
初期ハード | ファミコン(FC) |
ドラクエ4とは、ファミコン用のカセットとして1990年に発売されたドラゴンクエストシリーズ第4作目のナンバリングタイトル。
後に発売されるドラクエ5とドラクエ6と共に天空シリーズとして分類されており、その天空シリーズ最初の1作品目となっています。
今作から馬車システムが実装されたことで5人以上の仲間を同行して冒険できる様になりました。

初期のドラクエ4といえば主人公以外のキャラにAI操作が導入されたのが特徴。主人公以外のキャラは事前に作戦を設定して、その行動パターンに合わせてオート戦闘になっていました。
めいれいさせろがなかったため、主人公だけはマニュアルでコマンドの選択ができて他のパーティキャラはオートでコマンド選択ができないという変わった設定が特徴でした。
ドラクエ4の仲間キャラ情報
職業 | 人物 | |
---|---|---|
ライアン | 戦士 | バトランド王国の兵士 近隣の村で起きた事件の真相を探るため旅立つ |
アリーナ | 姫 | サントハイムの姫で天賦の才を持つ武闘家 腕試しのために城を飛び出す |
クリフト | 神官 | サントハイムの神官 アリーナの後を追い旅のお供をする事に |
ブライ | 魔法使い | サントハイムの魔法使い兼お姫様の教育係 アリーナの後を追い旅のお供をする事に |
トルネコ | 武器屋 | レイクバナにある武器屋の店員 伝説の武器を探すために旅立つ |
マーニャ | 踊り子 | 錬金術師エドガンの長女でミネアの姉 父の仇バルザックを倒すためミネアと共に旅立つ |
ミネア | 占い師 | 錬金術師エドガンの次女でマーニャの妹 父の仇バルザックを倒すためマーニャと共に旅立つ |
ピサロ | 魔王 | 魔族の王 勇者と人間の討伐を目論む |
ドラクエ4で仲間になるキャラは7〜8人。
ドラクエ5などモンスターが仲間になるパターンを除いて、ストーリー上で仲間になるキャラの多さはシリーズ中でもトップクラスの多さです。
トルネコの大冒険シリーズで主役になったトルネコはドラクエ4で初登場。
ドラクエ4のストーリー
第1章 | 王宮の戦士たち | ライアン |
第2章 | おてんば姫の冒険 | アリーナ / ブライ / クリフト |
第3章 | 武器屋トルネコ | トルネコ |
第4章 | モンバーバラの姉妹 | ミネア / マーニャ |
第5章 | 導かれし者たち | 主人公+全員 |
第6章 | クリア後(リメイク版以降) | 全員+ピサロ |
ドラクエ4のストーリーは全5章に分けてオムニバス形式で進行していくというシリーズの中でも独特なスタイル。
1章から4章まではそれぞれ勇者の仲間になるキャラ達が主人公となり、彼らが冒険の旅に出るまでのプロローグ的な物語となっています。
第5章でようやく勇者(主人公)が登場し各章の仲間達が集まります。
ストーリーレビュー
ネタバレを含むのでご注意ください。
メインストーリーの5章の感想については。
山奥の村で静かに暮らしていた主人公の元に突如としてモンスターたちが来襲、その事件をきっかけに主人公は自分が世界を救う事ができる勇者であることを知らされます。
モンスターによって平和っだった主人公の村は全壊し消滅。幼馴染シンシアの犠牲によって難を逃れた主人公は世界を救うための旅に出ることを決心。
そこから仲間達と出会い数々の試練を乗り越えながら魔王の元へという物語の大筋は従来の王道ファンタジーとあまり変わらないんですが。
ドラクエ4ではモンスター側のボスである魔王ピサロにもドラマがあります。
ピサロには恋人のロザリーを人間から護るために勇者討伐を目論んでいるという背景があり、人間と魔王の両サイドの正義が描かれているのが面白い。
ドラクエ4と各リメイク版の違い
発売日 | |
---|---|
PS版 | 2001年11月22日 |
DS版 | 2007年11月22日 |
スマホ | 2014年04月16日 |
ドラクエ4はファミコン以外にもプレステ・ニンテンドーDS・スマホアプリの3つの機種でリメイク版がリリースされています。
ここではそれぞれのリメイク作品の主な変更点や違いをまとめてみます。
PS版(2001年)

まずFC版からPS版になってグラフィクが大幅に進化しました。
ダンジョンや街中が3Dの立体的なマップになるなど、PS版はドラクエ7と同じグラフィックが採用されてます。
戦闘面では作戦にめいれいさせろが加わったので、仲間のキャラもマニュアル操作が可能となりFC版の様に完全AI戦闘ではなくなりました。
世界中にいる移民を見つけて町を作る移民の町と新シナリオの第6章が追加。第6章ではピサロと共に真の黒幕と戦うシナリオが追加されました。
ニンテンドーDS版(2007年)

DS版はPS版がベースになっています。
DSに最適化した画面になるなど細かい変更点はいくつかありますが、大きな違いはPS版より視点が少し高くなってより立体的に見やすくなったという点。
あとは携帯型のハードになった事で、途中でプレイを中断・再開できる中断機能も実装されています。
スマホアプリ版(2014年)

スマホ版はDS版がベースになっていて、こちらもDS用から画面や操作がスマホに最適化されています。
そのほかの主な違いは戦闘スピードを5段階で変更・調整できる様になったという点です。
ドラクエ4の総評
1〜4章では仲間になるキャラを主役とした物語構成になっていたり、魔王にもドラマがあったり、ドラクエ4は登場人物が深掘りされている事もありシリーズの中でもキャラの魅力は屈指。
そして勇者のデザインもシリーズで1番カッコいい。
ただし、第5章まで主人公を操作できないのでメインストーリーに辿り着くまでが長いというのは欠点。
スマホ版の評価
DS版を元にしたグラフィックは綺麗、ロード時間もなくサクサクプレイできます。
中断機能もあり、普通にプレイする分には特にバグもなくゲーム面でのスマホ最適化はいい感じにされていると思います。
ダンジョンマップ機能が無かったり、行き先が分かり辛かったり、ひと昔前のRPG感はやや残っているので難易度は高め。
片手操作できるようなパネル配置になっていて十字キーの位置も左右変更できる様にもなっていますが、移動の操作性に関しては微妙です。
そこまで酷くはないけど、移動時に多少のストレスは感じるレベルかと思います。