オルサガRもサービス終了!過疎化の理由とシリーズ完全終了後を考察してみる

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先日ついに、本家に続いてリメイク作品のオルサガRのサービス終了も発表されました。オルサガRはもともと本家より売り上げが少なかったりしていたので終了のお知らせが来ても大きな驚きはないんですけど。

本家は2022年5月に終了して、オルサガRは2022年の11月に終了。まさか2022年内に2つのオルサガが一気に終了するという形になるとは思いませんでした。

このページでは、そんなオルサガRが配信されていた約2年間を振り返りながらサービス終了の理由やシリーズ終了後の考察をしてみます。

オルサガRの足跡

オルサガRは本家オルサガの運営元のf4samuraiとSEGAの監修協力、中国のLongtau Gameの運営・開発という形で2021年2月1日に配信開始。

2021年5月13日に繁体字版、12月15日には簡体字版のサービスも配信開始

結果的には日本版がメインみたいになっていましたけど第42回の本家オルサガ国営放送で初めて発表された時はオルサガの世界展開と中華向けのリメイク版という説明でした。

そんな経緯で本家オルサガというオリジナルがまだ稼働しているにもかかわらずオルサガRというリメイク作品も配信されるという珍しい状況に。

しかも既にかなり過疎化の進んでいた本家オルサガの方が売り上げが多いという状態になってしまい。

改善のためのテコ入れだったのか当初から実装予定だったのかは不明ですが、配信から約半年ほど経った2021年11月13日に本家の騎士団戦をR用にアレンジした騎士団決戦を実装するも状況は変わらず。

本家オルサガとオルサガRの両方が稼働していた期間が4ヶ月ほど続き、まだ売上の多かった本家がサービス終了、売上の少なかったオルサガRが残るというなんとも微妙な形になりました

オルサガRもサービス終了の噂はずっとあったんですが、ストーリーはまだ本家オルサガの1部途中までしか進んでおらず、本家がサービス終了した同年に両方終わる事はないだろという予想もあり。

1部完結までは遊べるだろうと思っていたところ、まさかのサービス終了のお知らせが。

元々オルサガRは中華向けのリメイク作品だったはずなんですが繁体字版のサービス終了の通知は日本版終了の数ヶ月前に来ていたので、日本版はギリギリまで粘ってくれていたのかなと。

しかし2022年11月30日にサービス終了ということで稼働期間は2年弱、本家オルサガの7年に比べてかなり短めに終わってしまいました。

オルサガR終了の理由を考察

本家はギルドバトルの騎士団戦がメインだったのに対して、オルサガRはストーリー攻略やキャラ育成をメインにした作りになっていて。

本家の欠点だったキツめの周回要素や時間縛りがなく1人でも遊びやすい仕様になっていたと思います。

本家は騎士団戦の役割と合わなくて好きなキャラを使えないパターンが多かったんですが、オルサガRでは全部のキャラに使用できる機会もあって推しキャラを使える良さもあり。

クエスト攻略などの編成を考える面白さやオルサガの世界観は引き続き楽しめる作りになっていたんじゃないかなと。

ただ、配信開始からユーザー数が全然伸びず。面白くなかったからと言えばそれまでになってしまうので、一応ゲームを振り返りながら過疎化の理由を考察してみます。

思いつくオルサガRの主な過疎化の要因

  • 配信開始のタイミング
  • 分かりづらいUI・作りの粗さ
  • イベントの少なさ
  • Appストアの価格改定

配信してすぐはランキング上位になっていたので注目度はあったと思うんですが、同じアプリを2つ同時期に配信していたのはデメリットの方が大きかったんじゃないかと。

お試しで少しゲームを触ってイマイチだったら本家に戻りやすいので。しかも画面(UI)が本家の面影がないくらい激変してしまって遊び方がかなり分かりづらかった。

その上、序盤の難易度もかなり高かったので遊び方を理解する前に撤退されやすかった状況だったのもユーザー数の伸び悩みに繋がっていた気がします。

3D化の強みがイマイチ

3D化したストーリーはアニメ並みに迫力あるシーンがあった一方で王都奪還の反乱軍が数人程度しか居ないなどツッコミたくなるシーンもあり。

せっかくの3Dが所々で安っぽく見えてしまっていたのはもったいなかった。

所々ストーリーを新エピソードに書き換えて本家とは少し違った展開になっていたんですが、本家のストーリーを簡略化した様な形になって物語がスケールダウンしていたのも残念でした。

新キャラは魅力的だっただけにオリジナルのストーリーは変えず追加していく形の方が良かったと個人的には感じました。

mob
mob

中でもベランジュールは本家で登場しても看板キャラになれた気がします。

大筋の内容は本家と同じなのでオルサガの後継アプリとしての強みが元々弱かったのかもですが、もっと3Dを作り込み本家にはなかった追加エピソードを読める様な形だったら少しは流れが違った気はします。

イベントが分かりづらかった

定期イベントはポーカー伝承の断片くらい、イベントの内容もイベントミッションを達成してパネルを埋めたりポーカーをプレイして強化素材などの報酬を獲得していくのみ。

簡単にアイテムを獲得できる手段という位置付けになっていて、これはこれで手軽で遊びやすい仕様だったんですがイベントのUIが分かりづらかったので遊び方も伝わりづらかった

本家の騎士団戦より戦略性は低かったですけど、騎士団決戦も人数さえいればそれなりに楽しめそうではあったんですが。

オルサガRには騎士団に勧誘する機能がないという致命的な欠点があり。人集めが厳しい上、騎士団決戦への参加条件が15人以上という無理ゲー仕様。

そしてリアルタイムバトルの時間帯が19時〜20時の1時間というかなり遊びにくい設定、しかも時間帯を選べない仕様だったのは無茶苦茶でした。

App Storeの価格改定も影響?

本家と同時にオルサガカフェも終了したり、オルサガRの終了はなんとなく既定路線だったと思うんですが1部ストーリーも完結しないまま終わってしまうのは意外でした。

10月5日にAPPストアの値上げがあったので、もしかしたらその関係で急遽サービス終了のタイミングが早まってしまった可能性もあるのかなと。

まとめ

ここまで色々と問題だった点をあげましたけど。続けていればキャラは集められるし、課金要素も少なくゲームとしては遊びやすい仕様だったと思います。

編成の組み合わせとキャラの動かし方で難易度の高いステージを攻略していくというゲーム性も本家と似た面白さがあって良かった

ただ、騎士団決戦の時間や勧誘システムなどなどUI面がとにかく不便だったので、遊びやすいのに遊びにくいという本来の良さがほとんど伝わらない仕様だったのが過疎の要因だった気がします。

mob
mob

原作では尻すぼみ感のあったゼロ以降のストーリーをオルサガRでスケールアップして修正してくれるのを期待していたんですが残念でした。

オルサガシリーズの今後を考察

オリジナルの本家オルサガとリメイク版のオルサガR、2つのゲームが共に終了してしまったということでオルサガシリーズは2022年11月末時点で完全終了という形になってしまいました。

本家の配信時はギルドバトル系ゲームアプリの最盛期だったと思うんですが、今は当時よりその手のゲームが少なくなっている事を考慮したら騎士団戦をリニューアルした新作は望み薄。

物語や世界観が良いとはいえ既にオリジナルとリメイクの2作品を配信して終了済なので、3作目となる次のオルサガの新作が来る確率は低そうな状況です。

そして、本家が終了した時のプロデューサーレターでも続編を匂わせる雰囲気はなくシリーズ完結っぽい内容になってます。

f4samuraiにとって「オルサガ」は非常に大きな存在で、原作を自社で手掛けるオリジナル作品であり、ここまで物語世界が広がったものは初めてでした。その開発過程の中で得た経験は貴重な財産であり、弊社の歩みを進めてくれた糧でもありました。

引用:プロデューサーレターVol.20

ただ、オルサガの事をf4samuraiにとって非常に大きな存在のオリジナル作品と言っているので、もしかしたらいつか復活する可能性はあるかもしれません。

オルサガサントラ情報

曲名アーティスト
君の名の風が吹くいとうかなこ
REVIVERMY FIRST STORY
リライトザサーガまふまふ
Re:Create of the RE:da crowd of rebellion feat.星熊南巫

初回は30日間無料

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2022年12月にオルサガシリーズの楽曲を収録したオルタンシア・サーガサウンドトラックFINALがリリースされました。

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